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History
「日本一の槍」と呼ばれた武将・後藤又兵衛の栄光と悲劇
【はじめに】 戦国時代最後の激戦、大坂夏の陣。濃い霧が立ち込める早朝、わずか2,800の兵を率いた一人の武将が、10倍近い徳川の大軍に立ち向かいました。その名は後藤又兵衛基次。かつて「黒田八虎」と称された名将は、なぜ主君を捨て、なぜ豊臣方として... -
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三好長慶 | 織田信長より先に「天下人」となった男
【はじめに】 戦国時代といえば織田信長や豊臣秀吉を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、信長が天下統一を目指す前に、すでに畿内を支配し「天下人」として君臨した武将がいたことをご存じでしょうか。その名は三好長慶。彼は将軍を追放し、8カ国以上... -
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戦国武士が命を懸けた「殉死」―忠義か、それとも打算か?江戸幕府が禁止するまでの歴史
【はじめに】 主君が亡くなったとき、家臣が後を追って切腹する―。現代の私たちからすれば信じがたい風習ですが、戦国時代から江戸時代初期にかけて、武士社会では「殉死」と呼ばれるこの行為が広く行われていました。ある藩主が亡くなれば、20人もの家臣... -
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柿崎景家 | 戦場から外交まで、上杉謙信を支えた名将
【はじめに】 戦国時代、越後の龍・上杉謙信の軍団で「先鋒」として恐れられた武将がいました。その名は柿崎景家。川中島の戦いでは敵の本陣に突撃し、武田軍に壊滅的な打撃を与えたと伝わります。しかし彼の真の価値は、武力だけではありませんでした。外... -
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アショーカ王 | 暴君から慈悲の王への劇的な変貌
【はじめに】 古代インドに、戦争の惨禍を目の当たりにして人生を180度転換した王がいました。彼の名はアショーカ王。紀元前3世紀、広大なマウリヤ朝を治めたこの王は、「残酷なアショーカ」から「法の守護者アショーカ」へと変貌を遂げ、世界初といえる動... -
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山県昌景の生涯 | 武田最強の赤備えと戦国時代を駆け抜けた武将の真実
【はじめに】 真紅の甲冑に身を包み、戦場を駆け抜けた武将がいました。その名は山県昌景。武田信玄を支えた「武田四天王」の一人として、戦国時代に名を馳せた伝説的な武将です。小柄な体格でありながら、戦場では雷神のような威厳を放ち、敵将を恐怖させ... -
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「槍の半蔵」渡辺守綱 | 信仰と忠誠の狭間で生きた徳川の名将
【はじめに】 戦国時代、徳川家康を支えた家臣団の中に「半蔵」という通称を持つ二人の傑物がいました。一人は忍者の代名詞となった「鬼半蔵」服部正成。そしてもう一人が、本記事で紹介する「槍半蔵」渡辺守綱です。家康と同じ年に生まれ、79年の生涯を通... -
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顕如 | 織田信長を10年苦しめた宗教勢力、石山本願寺の戦い
【はじめに】 戦国時代、天下統一を目指す織田信長の前に立ちはだかった最強の敵は、武田信玄でも上杉謙信でもありませんでした。それは、浄土真宗本願寺派の第11世門主・顕如が率いる石山本願寺という宗教勢力だったのです。1570年から1580年まで続いた石... -
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織田信長の筆頭家老・林秀貞の生涯と「24年越しの追放劇」
【はじめに】 戦国時代、織田信長のもとに一人の家老がいました。その名は林秀貞。彼は信長の元服式で介添え役を務め、30年以上にわたって織田家を支え続けた筆頭家老でした。 しかし、その輝かしいキャリアは、信長による突然の追放という形で幕を閉じま... -
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織田信忠 | 信長を継ぐはずだった若き後継者の生涯
【はじめに】 織田信長の名前を知らない人はいないでしょう。しかし、その長男である織田信忠について詳しく知る人は、意外と少ないかもしれません。信忠は、父から19歳で家督を譲られ、数々の戦いで武功を挙げた優秀な武将でした。もし本能寺の変がなけれ...